芸術の秋ですね。
美術好きと言うよりも、美術館好きな私。
だだっ広く、天井の高い空間にぽつんぽつんと作品が飾られていて、
ゆっくり時間が流れているその非日常的な場所に、ふと肩の力が抜けリラックス出来るのを
感じます。
忙しく、とっ散らかった現実からの逃亡(笑)
最近見たのは東京国立近代美術館でやっている「トーマス・ルフ展」
こちら、とってもおすすめ!
カメラマンの友人と一緒に見たのですが、彼女も満足しておりました。

ドイツ人の現代写真家のトーマス・ルフは、写真加工を主とした作品で有名。
上は、友人達を撮ったポートレートシリーズ。2メートル近くの大きさに驚きます。

他、NASAが撮影した火星写真を加工し、3Dメガネで見ると立体に見えたり・・・

他もモザイクをかけたような作品だったり、ネガ(懐かしい!)を使った作品だったり・・・

写真って、物を撮るだけじゃないんだ・・・・と。
デジタルを使い、あらゆる角度から見た写真は可能性無限大だと、感じた作品達でした。
今週13日までやっているので、ぜひこの機会に見に行って下さい。
杉本博司の「ロスト・ヒューマン」も13日までで、慌てて新しくリニューアルオープンした東京都写真美術館へ
行ってきました。

考えさせる作品達。
「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」
と、はじまる33のシナリオと作品が、心に突き刺さります。
33の作品の未来を予測した出来事は、近々ありうるかもしれない・・・・
考えるだけでもぞっとする内容。
日常をバタバタしながら生きていると、人間として産まれてきた大切な事も考える余裕なし・・・^^;
世の中、化する事が良いのか、悪いのか・・・・
子供の未来もあるので、真剣に考えなきゃですね。。。。
おおきなスケールで考えさせられる作品はとっても見応えありました。
ぜひおすすめです!
ARTに触れた、一週間。
こーゆー考える時間は大切ですね。
ぜひ、よきARTにふれてみて下さい。